15日正午過ぎの東京・豊洲。
日中は14.3度までしか気温が上がらず、11月下旬並みの寒さとなった。
信号待ちをしている人の服装を見ると、かなり厚手のものを着ていたり、ポケットに手を入れている人もいた。
30代女性「ずっと暖かくて、季節外れの暖かさが続いていたので、全然衣替えもできていない状況で、ここ数日で急に気温が下がって、きょう急きょコートを出した」
女性は、急な寒さに赤ちゃん用のニット帽を買っていた。
秋を飛び越え、急に訪れた冬への準備が始まった。
千葉・幕張にある商業施設では、昭和レトロな暖房器具・こたつが進化を遂げ、その人気が高まっていた。
イオンリテール株式会社 ホームコーディ商品部・近藤祥太さん「ソファに座ったまま、こたつを使えるところが特徴」
これまでは、低くて椅子などが使えないことがネックだったこたつ。
そこでイオンは、継ぎ脚により高さを42cmと64cmの2通りで、ソファで使える進化形こたつを開発した。
在宅勤務でパソコンを使うことを想定し、コンセントやUSBポートがついている。
イオンリテール株式会社 ホームコーディ商品部・近藤祥太さん「売り上げは昨年と比べると、2.3倍実績が上がっている」
特に20代から30代の若い世代に人気。
イオンリテール株式会社 ホームコーディ商品部・近藤祥太さん「ソファに入ったままこたつに入る、こういった部分で人気が出ている」
16日、東京の最低気温は1桁の8度予想。
こたつの出番となりそうな冷え込みとなる見込み。
