デザフェス販売のマフィン3000個が回収対象、厚労省「重篤な健康被害、死亡原因になる可能性」

都内で開催されていたアートイベント「デザインフェスタ」(通称:デザフェス)に出店していた焼き菓子店(東京都目黒区)が販売したマフィンが、「納豆みたいなにおいがする」などと購入者から指摘を受けていた問題で、厚労省は販売されたマフィン約3000個について、健康への被害が最も高い「CLASS Ⅰ」(クラス1)のリコール対象とした。 【実際の動画】糸を引く栗のマフィン 厚労省が公開している食品リコールの情報によると、食品衛生法違反の恐れがあるという。 ⚫️腹痛、下痢、嘔吐が発生 厚労省のサイトによると、回収対象となっているのは、デザフェスが開催された11月11日~12日に販売されたマフィン9種類で、「一部商品について糸を引き、納豆のような匂いがするとの申し出や、食べた後に体調不良があったとの連絡があったため」としている。体調不良は腹痛、下痢、嘔吐などが発生しているという。 厚労省ではリコール食品のクラスを3つに分類しており、今回は最も危険度の高い「CLASS Ⅰ」で、「喫食による重篤な健康被害または死亡の原因になり得る可能性が高い場合」とされる。 また、販売会場となったデザフェスの主催者は11月14日、公式ホームページで、「フードエリア出展者の販売した飲食物を召し上がられた方から、体調不良が発生する事態となりました。お騒がせして、大変に申し訳ございません。今回の件で体調を崩された皆様には、1日も早いご回復を心からお祈り申し上げます」と謝罪している。

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