ライドシェア「利用してみたいと思わない」62% 毎日新聞世論調査

毎日新聞が18、19両日に実施した世論調査で、一般ドライバーが自家用車に顧客を有料で乗せる「ライドシェア」事業について、解禁されたら利用してみたいかどうかを聞いた。「利用してみたいとは思わない」が62%で、「利用してみたい」は23%にとどまった。ライドシェアを巡っては安全性への懸念も指摘されており、国民的な理解は進んでいないようだ。

 「利用してみたい」との回答は男性の30%に上った一方、女性では14%にとどまった。全ての年代で半数以上が「利用してみたいとは思わない」と回答したが、18~29歳では「利用してみたい」も約4割いた。

 地域別では北陸・信越や近畿、四国で「利用してみたいとは思わない」と答える傾向が強かった。

 ライドシェアを巡ってはタクシー不足などを背景に菅義偉前首相らが規制緩和を主張。政府内でも導入の是非が検討されている。【小田中大】

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