再生可能エネ開発の「レノバ」が木質バイオ発電所の運転始める 仙台・蒲生

再生可能エネルギー開発のレノバ(東京)は20日、仙台市宮城野区の蒲生北部地区に整備していた木質バイオマス発電所の営業運転を18日に始めたと発表した。

 北米産の木質ペレットと東南アジア産のパームヤシ殻を燃料とし、発電出力は7万5000キロワット。国の固定価格買い取り制度(FIT)に基づき、1キロワット時当たり24円で発電全量を東北電力ネットワークに売却する。

 事業はレノバや廃棄物処理業のユナイテッド計画(秋田市)、住友林業が出資する合同会社「杜の都バイオマスエナジー」(仙台市)が担う。

 発電所内には、東日本大震災で被災する以前の地元の様子を伝える展示ルーム「蒲生なかの郷愁館」が来年3月にオープンする。

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