北朝鮮の国営メディアは、偵察衛星の打ち上げに21日夜、成功し、軌道に正確に進入させたと報じました。金正恩総書記も打ち上げに立ち会ったとしています。
22日午前2時過ぎ、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、国家航空宇宙技術総局が21日午後10時42分、西部の西海衛星発射場から偵察衛星を搭載したロケットを打ち上げ、成功したと報じました。打ち上げからおよそ12分後に軌道に正確に進入させたと主張しています。
打ち上げには現地で金正恩総書記が立ち会い、技術者らをたたえたということです。
国家航空宇宙技術総局は「偵察衛星の打ち上げは自衛権を強化する合法的な権利で、戦争準備態勢の強化に大きく貢献することになる」と強調。その上で、今後、早い期間に数個の偵察衛星を追加で打ち上げると明らかにしました。