宮城県がクマ出没警報を12月31日まで延長 11月の目撃223件、依然として多く

クマ

県は30日、同日までを期限としていた、県内全域が対象の「クマ出没警報」を12月31日まで延長すると発表した。昨年度は8件だった11月のツキノワグマの目撃件数が27日時点で223件と、過去5年の平均(61件)を大きく上回り、県が集計を始めた2005年以降の最多を更新しているなど、依然として目撃情報が多いため。

 17日には色麻町で本年度県内3件目となる人身被害が発生、クマと遭遇した70代男性が逃げる際に顔や腕などにけがをした。

 県は引き続き①朝夕の行動を避ける②鈴やラジオなど音の出るものをならす③単独行動を避ける―などの対策を呼びかける。

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