「悪質ホストクラブ」問題で、宮城県警が初の一斉立ち入り 仙台・国分町の12店舗

女性客に高額料金を請求し売春をさせる「悪質ホストクラブ」が問題になっていることを受け、宮城県警と仙台中央署は1日夜、風営法に基づき、仙台市青葉区国分町地区のホストクラブを対象に一斉立ち入りをした。県警による一斉立ち入りは初めて。 【写真】ホストクラブに立ち入る警察官  県警生活安全企画課と仙台中央署などの警察官計27人が午後9時ごろ、6班に分かれて各店舗に入り、料金表や年少者立ち入り禁止の看板が掲示されているか、従業員の名簿が備え付けられているかなど違法行為の有無を確認。従業員への聞き取りもした。  料金表などの掲示不備があった店舗には掲げるよう指導。約4時間かけて12店舗に立ち入った。県警生活安全企画課の小野寺俊哉課長補佐は「潜在化しているトラブルを把握するため、今後も指導、取り締まりを強化する」と話した。  悪質ホストクラブ問題では、警察庁の露木康浩長官が先月下旬、東京・歌舞伎町を視察するなど、都道府県警察に対策を強化するよう通達を出している。

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