来年の多賀城創建1300年を記念し、藤崎は4日、新年恒例の仙台初売りで販売する純金製のバー(限定1個)とメダル(同10個)の企画福袋を発表した。創建にちなみ、価格はそれぞれ1300万円と130万円。
バーは縦10センチ、横51ミリ、厚さ6ミリで重さ約610グラム。メダルは直径4センチ、厚さ2ミリで約50グラム。ともに表面に創建1300年の記念ロゴが刻まれている。完全受注生産で、注文後約3カ月かけて製作する。
奈良時代に陸奥国小田郡(現在の宮城県涌谷町)で日本で初めて金が産出され、国府の多賀城を通じ朝廷に献上されたことにちなんだ。藤崎が自治体とコラボした福袋を販売するのは初めて。
宮城県塩釜市で発表会があり、深谷晃祐多賀城市長は「多賀城の歴史や金との関わりを多くの人に知ってもらいたい」と話した。
販売は来年1月2、3日の2日間。