23年CM女王、川口春奈の快進撃 かつての〝打ちきり女優〟も好感度爆上がり きっかけはNHK大河と飾らないSNS投稿

女優、川口春奈(28)の好感度が爆上がり中だ。ビデオリサーチが発表した「2023年年間CM起用社数タレントランキング」(関東地区、速報版)で、22社に起用され、堂々の年間1位に輝いたのだ。

同社のランキングでは、昨年も21社で1位だった川口が、さらに1社増やしてのCM女王となった。「TISインテックグループ」「ニデック」「はま寿司」などのCMに出演。2位の橋本環奈(24)の19社を3社も引き離しての首位だった。

「とにかく川口さんの顔を見ない日がないぐらいのCM起用率です。CMに起用されるということは、それだけで好感度が高いと判断されているということ。あれだけ〝抱かれたくない男〟といわれた出川哲朗さんでも好感度が上がるとCMが増えました」と放送関係者は話す。

今年の「日本レコード大賞」の司会にも選ばれた。しかし、なぜ川口がここまで人気を得ることになったのか。

「かつては〝打ちきり女優〟〝数字を持っていない〟という不名誉な称号もありました。しかし昨年主演した『silent』(フジテレビ系)はTVerでは驚異的な再生回数を記録するなど、完全に挽回しました。しかも若い世代に支持されているということです」と先の放送関係者は指摘する。

浮上のきっかけは、やはりNHK大河ドラマ「麒麟がくる」だったといえる。当時、薬物事件で降板となった沢尻エリカの代役ながら、帰蝶(濃姫)をみごとに演じ切ったのだ。

「実は演技力もかなり高くなっています。何より乗馬シーンなどもある急な代役を務め切ったことが評価を高めました。さらに、不評だったNHK朝ドラ『ちむどんどん』の中でも高評価を受けたことも大きかった」とは制作会社関係者。

そして、もう一つの要素がSNSだ。

「川口さんのインスタグラムは、ファッション系の投稿も多いのですが、素の表情をとらえた自撮りが若者世代にはまっているのです。すっぴんやメガネ姿だけでなく、ぼーっとした表情まで披露して、フラットな人柄が受けています」とは先の放送関係者。

この快進撃は当分続きそうだ。

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