金蛇水神社(岩沼市)の成り立ちを探り、イメージを膨らませた画家作家4人による作品展「礎」が同神社ギャラリーで開かれている。14日まで。
出品するのは富谷市の色鉛筆画家関谷登さん(76)、仙台市太白区の切り絵作家タカハシシオリさん(30)、宮城野区の画家田中一男さん(71)、青葉区の細密画家実那さん(20)。9月に神社のルーツなどを取材し、蛇への信仰や藤棚、ボタン園といった自然信仰を題材とした26点やアクセサリーが並ぶ。
タカハシさんは黒紙1枚を細密に切り、2匹の蛇の切り絵を仕上げた。「切り絵の影は実物よりも大きくなる。信仰もそんな面があるのでは。神を表現することが恐れ多く興味深かった」と振り返った。
午前10時~午後4時。青葉区のギャラリー「ジ・アティテュード」が企画し、作品の販売もしている。