J2仙台を運営するベガルタ仙台は13日、Jリーグの開幕時期を現行の2月から8月に変えるシーズン移行について、反対を表明した。14日のJリーグ実行委員会で行われるJ1~J3全60クラブの賛否投票を前にクラブの意向を示した。
反対理由について、積雪や凍結が懸念される冬の試合開催が困難であることに加え、平日開催の増加による集客やボランティアの確保、行政年度とずれることによる公共施設の会場確保への影響などを挙げた。
板橋社長は「乗り越えるべき課題はまだ山積している。課題解決のめどが立つまでは、シーズン移行に反対を表明せざるを得ない」とコメント。今後具体的な解決策が示された場合は「納得感があり、ハンディとならないようであれば、その実現に向けて協力する」と述べた。
シーズン移行は実行委員会の投票結果を踏まえ、19日の理事会で最終決定する。