気象庁は14日、「低温と大雪に関する早期天候情報」を発表しました。20日ごろから東北から沖縄にかけての広い範囲で、平均気温が平年よりも2度以上低くなる予想です。また北海道から山陰にかけての日本海側では、平年と比べて降雪量がかなり多くなるおそれがあります。
今週末にかけては暖かい空気が流れ込みやすく、気温は平年並みか平年より高くなる見通しですが、その後は冬型の気圧配置が強まり、寒気の影響を受けやすいでしょう。その後、20日ごろからは気温が平年よりかなり低くなる予想で、気温の変動が大きいでしょう。
また北海道から北陸にかけての日本海側を中心に17日ごろから、近畿の日本海側と山陰でも20日ごろから降雪量がかなり多くなるおそれがあり、近畿など所によっては平年の3.5倍以上の雪が降る所もあるでしょう。
気象庁は、農作物の管理等や水道管の凍結に注意するとともに、除雪などの対応にも留意するよう呼びかけています。
早期天候情報は、その地域にとって10年に一度レベルしか起きないような低温や大雪の可能性が高まっているときに、気象庁が6日前までに発表するものです。