軽自動車ドライバー5640人調査 8割以上が満足

本田技研工業株式会社(東京都港区)の「N-BOX」PR事務局は、全国の18~69歳の運転頻度が月1回以上の軽自動車ユーザー男女5640人を対象とした「軽自動車白書2023」の結果を発表しました。同調査によると、約7割が「普通車と軽自動車を比較して、軽自動車に乗りたいと思った」と回答しました。また、現在使用している軽自動車の満足している点については、「運転のしやすさ」が最も多くなったそうです。

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調査は、2023年9月~10月の期間にインターネットで実施されました。

まず、「軽自動車を選んだ際の気持ち」を教えてもらったところ、約7割が「普通車と軽自動車を比較して、軽自動車に乗りたいと思った」(68.6%)と回答しました。一方、「本当は普通車に乗りたいが、仕方なく軽自動車に乗っている」(21.4%)と答えた人は2割程度に留まっています。

さらに、「軽自動車購入後の満足度」では、83.6%が「購入したことに満足」、86.2%が「クルマのある生活全般に満足」、95.6%が「生活の役に立っている」と回答。

また、「軽自動車に対する気持ち」として、74.7%が「軽自動車が好き」、76.7%が「軽自動車を買うことは賢い選択だと思う」、91.4%が「軽自動車は生活に“ちょうどいい”と思う」と回答しました。

ちなみに、「現在使用している軽自動車の満足な点」を複数回答で答えてもらったところ、「運転のしやすさ」(93.8%)、「視界の良さ」(91.2%)、「乗り降りのしやすさ」(91.0%)などが上位を占めたほか、「外観のスタイル・デザイン」(89.1%)、「車内空間の快適性」(88.0%)といった回答も見られました。

回答者からは、「買い物で狭い駐車場でも楽に駐車することができる」(54歳男性)、「形も個性的でかわいくて愛着を感じる」(60歳女性)といった声が寄せられています。

一方、全体の55.3%が「軽自動車の購入に際し不安を感じた」と回答。そこで、「不安を感じた」と答えた3119人に「不安を感じたこと」を複数回答で答えてもらったところ、「走行性能」(19.5%)、「乗り心地」(15.5%)、「安全装備の不足」(13.5%)といった回答が上位に挙げられたものの、約半数の人は「不安は的中しなかった」(46.1%)と答えており、購入前に感じた不安の多くは杞憂に終わっていることがうかがえました。

最後に、「運転中のヒヤリハットや交通事故の経験」について聞いたところ、全体の77.8%が「ヒヤリハットの経験あり」、44.2%が「交通事故の経験あり」と回答。

さらに、「ヒヤリハット」の経験がある4387人に対して、具体的な「ヒヤリハットの内容」を複数回答可で聞いたところ、「追突しそうになった」(44.9%)が最多となったほか、「前の車が進んだことに気が付かず後ろに迷惑をかけた」(28.2%)、「駐車時の後方確認が不足していた」(23.4%)などが上位に挙げられたそうです。

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