ハナトピア岩沼リニューアル、大阪の企業を指定管理者に 宮城・岩沼市決定

岩沼市は18日、ハナトピア岩沼(4・8ヘクタール)のリニューアルを提案して運営の指定管理者となる民間事業者を公募した結果、アウデオSAD(大阪市)を選んだと発表した。市は子育て支援とにぎわいの拠点に生まれ変わらせる方針で、設計を経て2025年度に改修工事に着手、26年4月の開園を目指す。

 市が7月に始めた公募型プロポーザルに県内外の3社・団体から応募があり、有識者を交えた審査会で利活用策などを評価した。運営の自立性やサービスが評価されたという。改修費用は市が負担する。

 同社は1996年設立。アミューズメント施設や飲食店などを西日本を中心に展開し、県内ではイオンモール名取(名取市)内に児童遊戯施設を運営する。

 ハナトピア岩沼は1998年、市が約12億円かけて三色吉地区に開設。庭園を中心にレストランや産直施設が目玉だったものの第三セクターが1年足らずで経営破綻し、99年度以降は市が直営している。

タイトルとURLをコピーしました