東北運輸局がまとめた11月の新車新規登録・届け出台数(速報値)は前年同月比8・3%増の3万1566台だった。前年を上回るのは15カ月連続。乗用や貨物など登録自動車は17・3%の増加と、全国(14・9%増)を超える伸びとなった。
乗用車のうち普通(3ナンバー)は全県で増加し、40・1%プラスの9292台だった。小型(5ナンバー)は1・6%減の6020台で、10カ月ぶりのマイナス。貨物は2・1%増の2097台だった。
軽自動車は1・6%減の1万2978台。宮城を除く各県で落ち込み、2カ連続のマイナスとなった。
石谷俊史局長は納車の遅れが回復しているとする一方、物価の高騰と新車価格への影響を懸念。「今は受注残への対応だが、今後の販売の動向を注視したい」と述べた。