仙台・マンホールコンテストに335点 最優秀賞は「竹に雀」がモチーフ

仙台市や県管工業協同組合などでつくる市下水道フェア実行委員会は、今夏に初めて開いた下水道デザインマンホールコンテストの審査結果を発表した。最優秀賞は泉区の木俣智靖さん、児童生徒の作品から選ぶジュニア賞は宮城野区の東華中2年江口めいさんがそれぞれ受賞した。

 木俣さんは伊達家の家紋「竹に雀(すずめ)」を題材に、仙台藩祖伊達政宗の前立ての三日月を乗せたスズメを描き、市の花ハギをあしらった。江口さんは仙台名物の牛タン、笹かまぼこ、ずんだ餅をおいしそうに眺めるスズメを愛らしく表現した。

 実行委は8、9月に作品を募り、市内外の319人が計335点を寄せた。実行委のメンバーが投票で入賞作品を決めた。最優秀、ジュニア両賞の作品を基にしたマンホールのふたは来年春から約1年間、市中心部に設置される予定。

 両賞以外の佳作の受賞者は次の通り。(敬称略)

▽児童生徒 川前小3年鈴木心華、八幡小5年小沢諒、七北田小6年野元結心、七北田中2年富谷菜々子、向陽台中2年彦野蘭、折立中3年須藤遼▽一般 柴田孝子(青葉区)金井智緒(宮城野区)大沢ひろ子(太白区)大出光一(泉区)

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