ダイハツ国内全工場停止 認証不正、再開見通せず

ダイハツ工業の認証不正問題で、同社は26日、本社工場(大阪府池田市)の稼働を停止した。  これにより、完成車を生産する国内4工場全てがストップした。同社は、国土交通省の立ち入り検査に協力し、車両が安全や保安基準に適合するか確認を進めるが、生産再開の時期は見通せない状況だ。  いずれの工場も、少なくとも来年1月末まで休業が続く見通し。休業中も、夜勤以外の従業員は残務処理などのため出勤を続ける。26日朝に本社工場に出勤した20代男性従業員は「これだけの大きな事案なので生産停止も仕方がない。会社からの補償もあるので不安はそれほどない」と話した。これまでは車の組み立て作業を担当してきたが、同日は掃除などを行うという。 

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