12月27日に『週刊文春』が報じた『ダウンタウン』松本人志(60)の「性加害疑惑」が波紋を呼んでいる。
記事では’15年に『スピードワゴン』小沢一敬(50)から「VIPが来る飲み会」に誘われ、都内の高級ホテルに呼び出された女性が〝ゲーム〟と称しで松本から性的な行為に及ばれたと告白。また同じ手口で松本からの「性加害」に遭った別の女性は数年間PTSDに悩まされ、お笑い番組は一切見なくなったという。
記事の中で、小沢は女性に松本の〝ある性癖〟について語っていた。
《松本さんの性癖って本当に凄く変わっているの。AV女優とかプロの女性はダメで、ファンの子もダメなのよ。そこに価値を感じないわけ》
本誌はこれまでに、松本と常盤貴子(51)、優香(43)、hiro(39)など、数々の芸能人との熱愛を報じてきたが、〝一般女性〟と遊ぶ姿も何回も目撃している。再録して、その様子の振り返りたい(内容は一部修正しています)。
【‘05年4月11日号】「こっち!こっち!」と自らタクシーを停めて……
ある夜の青山通りにタクシーで乗り付けたのは松本とhiro似の20代前半と思しき美女。このときの松本は黒いハットを目深にかぶり、顔のほとんどを覆うほどの特大マスクを着用。コロナ禍の15年前の当時、そんなマスクはかえって目立っていた。松本は周りを威嚇するように周囲を睨みつけながら美女と2人、1軒のレストランへと入っていく。
2人がレストランを出たのは日付が変わる頃だった。入店時とは打って変わって上機嫌な松本は、なんと「こっち!こっち!」と自らタクシーを停めようとする。普段であれば、それは後輩芸人の仕事で松本本人は決して表立って行動することはないのだ。タクシーの中でもしきりに女性に話しかけていた松本。それだけこの女性にご執心だったのだろうか。タクシーはやがて高級マンションの前に停まり、2人はその中へと消えて行った。
【’08年1月4日号】美女は一瞬驚き、そして松本に向かって頷いた
松本はこの前年に『大日本人』で映画監督デビュー。カンヌにまで招待され、その才能が世界に知られることとなったが、遊びのほうは相変わらずだったようだ。
政財界の大物もよく出入りする麻布高級中華料理店の前にたむろしていたグループの中に、本誌が発見したのは身長2m近くの巨大な坊主頭の男だった。当時松本が可愛がっていた芸人だ。周囲をよく見ると、坊主頭の陰にすっぽりと隠れるように松本の姿を発見。寒そうに背中を丸めているが、ときおり笑顔をのぞかせるなど、かなり上機嫌な様子だった。
それもそのはず、一行には2人の美女がいたのだ。松本はそのうちの1人、白石美帆似のスレンダー美女の隣へ歩み寄ると何やら話しかける。両手を口に当て、ビックリしたような表情を浮かべる美女。やがて彼女は松本に向かって頷くのだった。
すると坊主頭がタクシーを停めて、松本と美女は乗り込む。その後、六本木の超高級マンションについた松本は、先ほど寒さでフリーズしていたのはどこへやら、足取りも軽く白石似美女と中へ入って行った。
かつては自ら、または後輩芸人にハンドルを握らせて、必ず自分の車で行動していた松本だったが、この頃はタクシーを使うことも多くなっていた。
「よくつるんでいた芸人たちが、家庭持ちになったり仕事が忙しくなったりで、取り巻きの人数が以前より少なくなったこともあると思います。彼自身も多忙ですし、遊びに出ること自体、以前よりも減っていたのではないでしょうか」(本誌記者)
この翌年、’09年5月に松本は元タレントの女性と結婚し、同年10月には長女も生まれた。当時は娘への溺愛ぶりがさまざまなメディアで報じられ、すっかり〝良いパパ〟の顔が定着していった。そしてすっかり夜の遊びの噂も聞かれなくなっていた。
だが、その一方で自身は「不倫しても意外ではないキャラ」を作り続けていたふしもあった。
「かつて『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、奥さんと結婚する前に《俺は結婚しても不倫しない男ではないよ》と何回も念を押したことを明かしています。
また’22年に渡部健が仕事復帰にあたって、あらためて不倫を謝罪したことについて、《もう生理現象みたいなものなので、2度とやらないとは言わないほうがいい》《「またやってしまうと思いますが、こんな僕を見続けてください」と(言ったほうがいい)》とコメントし、自身の不倫が発覚したときにも、そう答えると語っていました」
『週刊文春』が報じた「性加害疑惑」。松本本人はどうコメントするのだろうか。