風水研究家「Dr.コパ」が教える「2024年に運気を上げる方法15」《鶏肉を食べて金運アップ》《赤色のものを身につける》

十干十二支で占う2024年

さらに「十干十二支」と風水の五行説を組み合わせることで、細かく占うことができる。一般的には、「干支」というと、そのうちの「十二支」のほうしか意識されないことが多いが、古代中国では、十二支に加えて、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10種類からなる「十干」を組み合わせた60を周期とする暦で数えられてきた。

この十干と十二支をあわせたものが「十干十二支」だ。’24年は十干では「甲」の年になる。十二支では「辰年」だ。つまり、’24年は「甲辰年」ということになる。甲辰年はどんな年なのか。風水師・未知氏が解説する。

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「甲辰年は大きな変化とともに、成長と繁栄の年になります。1つ前の甲辰年は1964年でした。この年は東海道新幹線が開業し、東京五輪が開催された年です。日本が大きく繁栄した年でした。2つ前の甲辰年は1964年。この年は、日露戦争が始まった年です。日本は日露戦争を経て、国際的な地位を高め、近代国家へと成長していった。’24年はそうした成長を伴う激変が待ちかまえていそうです」

未知氏は、甲辰年は「できるだけ謙虚に、利他的に過ごすのがいい。龍を味方につけると運気が上がる」という。

「特に言葉には気をつけてください。乱雑な言葉は運気を下げます。利他という面では、寄付がいいでしょう。お賽銭でも、レジ横の募金箱でもいい。少し寄付するだけで、金運も上がります。龍はきれいな心、考え方、行いをする人に寄ってきます。

もう一つ龍が好むのは、長くて揺れるものです。男性であればネクタイを意識的に身につけてみてください。龍が寄ってきて仕事運が上がります」

「奇門遁甲」で占う’24年の方位

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風水の根幹にある方位学を用いた占いもある。それが「奇門遁甲」という占術だ。奇門遁甲は、時間の流れ(暦)と空間の配置(方位)を合わせて読み解くことによって、特定の行動をとるうえでの「最適な時と場所」を決定する学問だ。古代中国より主に軍事戦略のために用いられてきた。

では、辰年の’24年はどの方位に気を使う必要があるのか。家の中心から見て、どの方角にどのような吉凶があるかが奇門遁甲からわかる。自分が家の中で、どの方位の部屋で寝ているのかを確認しながら読んでほしい。風水師の黒門氏がこう解説する。

「方位学では、それぞれの方位と事象が深く結びついていると考えます。’24年だと、北は『おカネ』、北東は『地位・仕事』、東は『試験・恋愛』、南東は『病気』、南は『ケガ』、南西は『お祝い事』、西は『災い』、北西は東と同じで『試験・恋愛』です」

なかでも注意すべきが、南東の『病気』と、南の『ケガ』、西の『災い』だ。

「たとえば、家の中心から見てこの方位で寝ている人は注意が必要です。もし可能なら、寝室を変えることをおすすめします。ただ、寝る場所を変えるのが難しければ、五行説を使って負の力を弱めることができます。

南東と西で寝ている人は、金属のものであれば何でもいいのですが、たとえばダンベルやゴルフクラブなどを寝室に置いてみてください。南東と西は五行説の『土』の方位なので、『金』を使って相殺できるのです。

南で寝ている人は、『水』を使ってください。南の方位に水の入ったペットボトルを置くだけでもいいです。より力を弱めたければ、水槽に水を入れて置いておく。南の『ケガ』は五行説の『金』なので、『水』で相殺する」

初詣は朝6時に行く

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前出のDr.コパ氏は’24年を健康で気分よく迎えるためには「初詣が重要」という。

「まず’23年中に新しい財布を買ってください。差し色でゴールドが入っているとなおいい。そして、その財布を持って、1月1日の朝5時30分に神社に行ってください。最初にするのは、おカネを洗う「銭洗い」です。少額で構いませんから、小銭を洗う。そしてそのおカネを財布に入れてください。このおカネは「福銭」と呼ばれており、金運アップにつながります。

つぎに、卯の刻(朝6時)になったら初詣をしてください。この6時というのにも意味があります。銭洗いをしている間、宮中では天皇陛下が5時40分頃から歳旦祭を執り行います。歳旦祭は、新年を祝う祭祀のこと。国民の健康と平和を祈っています。天皇陛下の歳旦祭が終わる6時頃に平民が初詣をする。天皇陛下よりも先に初詣をしないよう注意してください」

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そして冒頭でふれた「新しいタオル」も忘れずに。そのほか細かい運気アップの方法は付録の表にまとめてあるので、そちらも参考にしていただきたい。風水を知ることで、健康で幸せな一年を過ごせるだろう。

「週刊現代」2023年12月30日・1月6日合併号より

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【付録】2024年に運気を上げる方法

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