たむらけんじ、松本人志らとの飲み会は「事実」も反論「人生で言ったことがない」 大騒動に反省と後悔

 アメリカ在住のお笑い芸人・たむらけんじが日本時間10日、現地ラジオ番組『たむけんがLAにいるよ~!』に出演し、活動休止を発表したダウンタウン・松本人志に絡む報道について言及。「飲み会があったのは事実」とした上で、「記事に書かれているようなことを目的としたものでは決してない」と女性への強要などを否定した。

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 松本をめぐっては、昨年12月26日配信の「文春オンライン」、27日発売の「週刊文春」で性的行為疑惑が報じられた。さらに新年1月10日発売号では続報として、大阪や福岡でのケースを掲載。そのメンバーにたむらの名前もあった。

 たむらは、番組冒頭で能登半島地震の被災地を思いやるとともに、「僕のことなんですけど、ちょっと時間をいただきたい」と一連の疑惑について語った。

 「簡単にいうと、ダウンタウンの松本さんと僕を含めたメンバーが飲み会を女性としたと、その内容が載ってるんですけど。そういう飲み会があったというのは事実です、ありました。ただ、記事に書かれているようなことを目的とした、そういうものでは決してなくて、僕の感覚では合コン、女性と一緒に飲む飲み会的な感覚でやってしまった」と説明。健全だったとしながら、「今考えるとこのような会をすること自体がよくなかったんやなと、やらなければよかったなと、今、後悔もしていますし、反省もしています」と続けた。

 自身が覚えている記憶をもとに、記事に反論。「女性を道具のように扱った」に対しては「そういう扱いをしたことは一切ない」と明言。「3000円で口止めをした」という点は、終電がなくなり「これぐらいあれば帰れるよね」のタクシー代だったとした。また、たむらが女性に「きょうのことは言わんといてな」と伝えたことも、楽しかったため「口止めする理由がない」と振り返った。「だいぶ前の話なのでもしかしたら僕が記憶違いかもしれない」とも付け加えた。

 そして「強く否定したい部分」として「たむけんタイム」とされる内容を「言わないです。人生で言ったことがない」と主張。女性に男性のタイプを聞いたことは「ありました」としながら、松本とカップルにするため誘導したとされる点も「松本さんに対しても失礼ですし、絶対にそんなことはしないです」と指摘した。

 その上で、記事になったことについて「何か不快な思いをしたからこうやってお話をしたと思うんです。そこに関しては謝りたいなと思います。すいませんでした」と謝罪も口にした。

 「無理やりどうこうとかもまったくなかった」としながら、たむらは「こんな大きな話になってしまった」と後悔。ファンに対しても「期待を裏切ってしまった。本当にすみませんでした」と謝り、「何がダメだったのかをもう一度考えて、反省すべきところは反省して次に向かいたいなと思っています」と語った。 吉本興業は8日、松本が裁判に注力するため活動を休止することを発表。「このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました」としている。

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