アメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズが「2024年に行くべき52か所」に世界で3番目に山口県の山口市を選んだことを受けて山口県の村岡嗣政知事は「山口の魅力にようやく世界が気づき始めたな!」と述べました。
ニューヨーク・タイムズは8日、「2024年に行くべき52か所」を発表し、世界各地の旅先の中で3番目に山口市を取り上げました。
記事では、山口は「西の京都」とも呼ばれるコンパクトな街で、日本の国宝に指定されている「瑠璃光寺五重塔」があると紹介。市内では、洞春寺の境内にある陶芸や昔ながらの喫茶店、カウンターで楽しむおでんや鍋料理など、さまざまな体験ができ、近くには湯田温泉もあると評価しました。
また、京都は観光客でごった返していると指摘した上で、山口にも600年続く「山口祇園祭」があり、7月に開催されると紹介しました。
山口宇部空港で報道陣の取材に応えた村岡知事は「山口の魅力に、ようやく世界が気づき始めたな」と笑顔で話し、述べ引き続きインバウンドの推進に力を入れていく方針を示しました。
去年、ニューヨーク・タイムズが行くべき場所の2番目に紹介した岩手県盛岡市では外国人観光客が増えていて山口市にも注目が集まりそうです。