スピードワゴン・小沢一敬(50)に、さらなる逆風が吹き始めている。 2015年に飲み会と称し、小沢が都内の高級ホテルに女性を集め、松本人志(60)らが性的な行為に及んだとする23年12月27日発売の「週刊文春」報道。小沢は昨年12月30日放送の「アッパレやってまーす!土曜日」(MBSラジオ)で、報道について振られた際、小沢は「ええ、ちょっとすいません。何も言えないんですよ。何も言えないんです…」と言葉を濁し、口を閉ざし続けた。 渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白(2020年) 吉本興業は週刊文春の報道後、すぐさま「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するもの」と完全否定し、「法的措置を検討していく」とコメント。そして今月8日には「裁判に注力する」として松本の活動休止を発表した。翌9日、小沢の所属事務所「ホリプロコム」は、小沢の活動継続を発表し、その理由について「小沢の行動には何ら恥じる点がないからであります。一部週刊誌の報道にあるような、特に性行為を目的として飲み会をセッティングした事実は一切ありません」と主張している。 しかし、10日には小沢がMCを務めていたBSジャパネクストの野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」のYouTubeチャンネルでは、小沢が出演した回の動画が閲覧できない状態になっており、ホームページでも小沢の名前が削除された。 同日、小沢と同じく松本に女性をアテンドしたと「週刊文春」に報じられたアメリカ在住のお笑い芸人・たむらけんじ(50)が現地ラジオ番組「たむけんがLAにいるよ~!」で、「そういう飲み会があったというのは事実です、ありました。ただ、記事に書かれているようなことを目的とした、そういうものでは決してなくて、僕の感覚では合コン、女性と一緒に飲む飲み会的な感覚でやってしまった」「今考えるとこのような会をすること自体がよくなかったんやなと、やらなければよかったなと、今、後悔もしていますし、反省もしています」と報道について言及した。 ■たむけんは“一番誠実”と評価急上昇 「ダンマリを決め込んだ後、松本さんが裁判に注力するために芸能活動を休止すると発表した直後に、自らも強気で『恥じる点がない』とだけ主張した小沢さんと異なり、たむらさんは謝罪するところはしつつ、認識の違いを前提とした上で否定するところは否定しています。そんなたむらさんに対し、《今回槍玉に上がった中で一番誠実だ》と、一定の評価をする声がネットでは散見されています」(芸能ライター) たむらが誠実な姿勢を見せたことで、さらに浮き彫りとなったのが長いものに巻かれる小沢の本質だろう。 「小沢さんの対応のタイミングや事務所から発表されたコメントでは、世間やスポンサーに対する信頼よりも、松本さんや吉本興業に対する姿勢を重視したと思われても仕方がないでしょう。恥じる点がないというコメントも各方面に配慮がなく一方的ですし、その言葉だけではスポンサーやメディアとしても『納得し難い』という判断になるのも仕方がありません」(広告代理店関係者) 小沢は、3日放送予定だった「言葉にできない、そんな夜。」(NHK Eテレ)が放送見合わせとなり、レギュラーを務める中京テレビ「前略、大とくさん」の7日放送は出演がなくなるなど、騒動の余波が続いている。 「あまーい」のセリフとともにブレイクしたモテ男キャラを貫いていたが、さすがに今回の騒動は小沢にとって甘い結果にはならなそうだ。