「地球外生命体」であるとしてメキシコ議会で公開されたミイラのような2体について、南米ペルー文化省はこのほど、「エイリアンではない」との調査結果を発表した。AP通信などが伝えた。
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AP通信によると、2体の大きさは60センチほど。調査に当たったペルーの考古学者フラビオ・エストラーダ氏は12日に首都リマで開かれた記者会見で、2体は鳥や犬など動物の骨と人骨、紙、金属などを合成接着剤でつなぎ合わせて作られた「人形」だと発表。宇宙人ではないかという一部の主張に対し、材料は全て地球由来のもので、「地球外生命体でもエイリアンでもない」と断言した。