能登半島地震に便乗、公的機関を名乗る電話で「避難所を把握してます?子どもの名前や住所を教えて」

能登半島地震に便乗して、長崎市消防局を名乗って個人情報を聞きだそうとする不審な電話が増えているとして、同市消防局と長崎県警は注意を呼びかけている。

 同市消防局によると、9日、長崎市内の住宅に消防局の職員を名乗り、「避難所を把握していますか」「子どもの名前や住所を教えてください」などと尋ねる電話があったという。

 県警は年末から今月12日までに、消防局職員を名乗る不審な電話を6件把握している。今後も地震に便乗した不審な電話が懸念されるという。

 同市消防局は「個人情報の収集目的での電話の問い合わせは行っていない」としており、県警は「公的機関を名乗る電話でも、おかしな点があれば、警察に相談してほしい」と呼びかけている。

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