携帯各社の通信障害、道路寸断地域を除き復旧…一時839の基地局稼働できず

能登半島地震による石川県内での携帯電話の通信障害で、NTTドコモと楽天モバイルは17日、土砂崩れなどによって道路が寸断された地域を除いて応急的な復旧作業が完了したと発表した。KDDIとソフトバンクは既に同様の作業を終えている。ただ、各社ともに輪島市と珠洲市の山間部や沿岸部の一部ではまだ携帯電話が利用できない状態が続いており、今後は道路の再開に応じて、全面復旧に向けた作業を急ぐ方針だ。 【写真】ドコモ・KDDIが輪島沖で船上基地局の運用開始

 今回の地震では、停電や通信回線の損傷などにより、石川県を中心に一時は最大で839の基地局が稼働できなくなっていた。各社は震災直後から、電源車や移動基地局車を派遣して、通信障害の解消にあたってきた。

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