一目千本桜の地元、宮城・大河原で生まれた桜の新品種に名前を付けて

観光シンボル「一目千本桜」の植樹101年目を迎えた大河原町は、新たな100年のスタートを記念して桜の新品種の名称を募集している。今月末まで。

 町内の樹木医尾形政幸さん(66)が2006年、独自に交配を手がけた。薄紅色の花びらや花付きの良さが特徴で、病害虫にも強いという。尾形さん方の敷地内で育てており、高さ約4メートルと小ぶりで、住宅の庭や公園などでの植栽を見込む。

 応募は町内外を問わず、1人3点までできる。表記は漢字、カタカナ、ひらがなのいずれかで、アルファベットや記号は不可。特定の人物や企業名などは用いない。町長や有識者でつくる名称選考委員会で決め、3月以降に発表する。認証機関の調査を経て、新たな品種として登録される。

 町は4月、白石川右岸にある「おおがわら千本桜スポーツパーク」の駐車場に10本を植える予定。

 町のホームページの応募フォームか郵送で応募する。連絡先は町商工観光課0224(53)2659。

タイトルとURLをコピーしました