ゴキブリの新種を昆虫自然観察公園の職員が発見「森の分解者としてのゴキブリも知ってほしい」=静岡

静岡県の磐田市竜洋昆虫自然観察公園の職員・柳澤静磨さんが所属する研究チームが2023年12月30日に掲載された専門誌で2種のゴキブリを新種として発表しました。

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1種は台湾から見つかった「ダイオウゴキブリ」で、オスの体長は49.8~54.5mmとなり、ゴキブリ属の中で最大だということです。

もう1種はマレーシアのボルネオ島から見つかった「ヒメルリゴキブリ」で、オスの体長が6.5mmとなり、ルリゴキブリ属の中では最小だということです。

どちらのゴキブリも森に生息する種類だと考えられるということで、柳澤さんは「ゴキブリというと気持ち悪いイメージを持つ人も多いと思うが、今回見つかった新種のように『森の分解者』という役割を担うゴキブリがいることも知ってほしい」とコメントしました。

磐田市竜洋昆虫自然観察公園では、3月末までこの研究に関するパネル展示を実施します。

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