宮城の魚、食べて発信 県内172店舗で25日からフェア

県は25日から、県産水産物の魅力を発信して消費の拡大につなげる「みやぎの海が美味(うま)い! おさかなグルメフェア」を開く。県内の飲食店や宿泊施設172店舗が参加し、期間限定の特別メニューを提供したり割引クーポンを配布したりする。2月25日まで。

 開催に先立ち24日、参加店の一つ、仙台市青葉区のレストラン「イルチェントロ ハミングバード」で記念式典があった。村井嘉浩知事が「宮城は全国屈指の水産県で、最高の食材がそろう。県民の皆さま、宮城を訪れた皆さまに味わってほしい」とあいさつした。

 出席者は同店が提供する「宮城ギンザケのレアフリット」などを試食。担当者が「県産ギンザケは身に艶があり、とろけるような食感がある。その特長を生かすため、中心部は生にとどめる火入れをした」と説明し、村井知事は「とてもおいしい」と舌鼓を打った。

 フェアでは、参加店舗の特別メニューを食べて特設サイトからアンケートに答えると、抽選で計350人に県産の水産加工品が当たるプレゼント企画もある。

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