「心の底から申し訳ない」コンビニでコーヒーのレギュラー注文しラージ注ぐ…59歳男性校長を懲戒免職

兵庫県教育委員会は30日、高砂市立中学校の男性校長(59)を懲戒免職処分にしたと発表しました。    教育委員会によりますと、男性校長は去年12月、昼休みにコンビニエンスストアを訪れ、パンとともにセルフコーヒーのレギュラーサイズ(110円相当)を購入しました。しかし、男性校長はレギュラーのカップにラージサイズ(180円相当)のコーヒーを注いで店を出ました。男性校長が車に乗ろうとしたところ、店員が声をかけ警察に通報しました。  校長は店員に対し、以前にも同じ店舗で2回、同様の窃盗行為を行ったことを認めたということです。校長は、その後の教育委員会の聞き取りに対し「初めは誤って多く注いでしまったが容器からあふれず店員から指摘もなかったため、いけないことと認識しながらも繰り返した」と話し、別の店舗を含め去年6月から計7回、同様の窃盗を行ったと説明しています。  校長は警察による事情聴取を受け、その後不起訴処分(起訴猶予)となっています。  教育委員会は30日「教育公務員としてふさわしくない著しい非行」として、校長を懲戒免職処分としました。  校長は教育委員会を通じて「教職員の先頭に立ち、服務規律の順守及び不祥事の未然防止に取り組み、生徒たちにとって安心・安全な学校づくりを推進していくべき立場である者が今回このような事態を起こしてしまい、心の底から申し訳なく思っております」とコメントしています。

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