テイラー・スウィフト、グラミー賞最優秀アルバム賞はシナトラら超える史上4度目

米音楽界最高の栄誉とされる「第66回グラミー賞」の発表・授賞式が4日(日本時間5日)、米ロサンゼルスで開催された。米歌手のテイラー・スウィフト(34)が、「ミッドナイツ」で主要賞の一つである最優秀アルバム賞を受賞した。

 スウィフトの同賞受賞は、当時史上最年少(20歳)だった「フィアレス」(08年)、「1989」(14年)、「フォークロア」(20年)に続き4度目。フランク・シナトラさん(享年82)、スティービー・ワンダー(73)、ポール・サイモン(82)の3回を抜き、歴代最多の偉業達成となった。

 難病「スティッフパーソン症候群」の闘病中で、サプライズでプレゼンターを務めたカナダ人歌手セリーヌ・ディオン(55)から名前を読み上げられると、スウィフトは「信じられない…」と連呼。周囲の出席者とハグを交わした。

 壇上ではトロフィーを受け取ると「人生で最高の瞬間だと言いたいけれど、そうではないです」とあいさつ。「曲を完成させた時、ミュージックビデオを作っている時、ダンサーズやバンドとパフォーマンスする時…。とても私を幸せにしてくれます」と話した。

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 スピーチの中には、日本のファンを喜ばせる一言も。スウィフトは、7~10日に東京ドームで5年ぶりとなる来日公演を行うが、「幸せの瞬間」の一つとして「ツアーで東京に行く準備をしている時」を挙げ「私はとにかくこの仕事をし続けたい」と目に涙をためながらコメント。さらに「ここ2年間ずっと秘密にしていたことを話すことで、ファンに感謝の気持ちを伝えたいと思います。私の新しいアルバムが4月19日に発売されます」とサプライズ発表した。

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