松本人志のいないテレビ番組、聞こえてきた“異変” 「正直、影響は…」関係者のリアルな意見

ダウンタウン・松本人志が芸能活動を休止して1ヶ月経った。レギュラー番組は代役を立てたり、番組名を変更するなどして対応している。松本がテレビから消えた影響はあったのだろうか。

業界内では「意外な声」が聞こえてきて…。

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昨年12月末、『週刊文春』で松本とスピードワゴン・小沢一敬らが都内のホテルで女性達と飲み会を開催し、松本が参加した女性に性的関係を迫った疑惑が報じられた。1月8日、松本は自身に関する報道を事実無根とし、裁判に注力するため芸能活動を当面休止すると発表。

活動休止を受け、松本が出演していたテレビ番組は対応に追われた。中居正広とのトーク番組『まつもtoなかい』(フジテレビ系)は2月から嵐・二宮和也がMCに就任し、番組名を『だれかtoなかい』に変えてリニューアル。『人志松本の酒のツマミになる話』(同系)も、番組名から松本の名前を外した『酒のツマミになる話』に変わり、当面千鳥・大悟がメインで進行する。

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)や『水曜日のダウンタウン』(TBS系)など、コンビの冠番組は松本抜きで放送を継続していく。

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松本がテレビから消えて1ヶ月経つ。レギュラー番組では、「異変」が見受けられるという。

あるテレビ局関係者は、「『だれかtoなかい』や『酒のツマミになる話』など、ほとんどの番組でわずかながら平均世帯視聴率が上がっているんです。今の時代、視聴率だけで番組の反響は図れませんが、この現象には驚きました」と話す。

この現象には、カラクリがあるようだ。前出のテレビ局関係者が続ける。「松本さんがいなくなった番組を気になって見る人が増えたのでしょう。特に、『だれかtoなかい』は中居さんと二宮さんという、元SMAPと嵐の組み合わせになったことで、興味を示す人も多かったのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)

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メインMCである松本の不在によって注目が集まる「松本バブル」が起きたと言えなくもない。ただ、この現象は一時的になりそうだ。

「正直、1ヶ月程度では松本さん不在の影響はほとんどありません。ですが、松本さんの何気ないひと言がきっかけで盛り上がる番組も多かったので、そうしたノリがなくなることで物足りなさを感じる視聴者も出るかもしれません。急激に視聴率が下がることはないと思いますが、徐々に数字が下がっていくことも予想されます」(前出・テレビ局関係者)。

この先、松本抜きでどのように番組を盛り上げていくかがカギになりそうだ。

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ネット上でも、「水曜日のダウンタウン、松本人志がいないだけで全然違うんだな」「ダウンタウンDX面白かったけど、まっちゃんがいないと」「松ちゃんがいる空気感の酒のツマミ好き」「松本人志いない番組に慣れるまで時間かかりそう」など、松本がいない番組に戸惑う人の声が見受けられる。

3月28日には、東京地裁で松本の『週刊文春』の記事を巡る第1回口頭弁論が行われる予定だ。今後、一連の騒動はどんな展開を見せるのか──。

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斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『正直不動産2』(NHK)、『院内警察』(フジテレビ系)、『不適切にもほどがある!』(TBS系)。(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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