26日の東京株式相場は続伸し、日経平均株価は史上最高値を2営業日連続で更新する見込み。けん引役の半導体関連銘柄は利益確定の売りをこなしつつも、人工知能(AI)関連の新規需要を期待した買いが集まりそうだ。23日の米エヌビディアが続伸するなど世界的にテクノロジー株は堅調さを保っている。
米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の清算値は3万9470円と、22日の大阪取引所の通常取引終値(3万9120円)に比べ350円高米株価指数は高安まちまち-米10年債利回りは4.25%と7ベーシスポイント低下 |
市場関係者の見方
東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト
- 前週末に日経平均が史上最高値を更新したこともあり、この先1-2週間はお祭り騒ぎだろう
- 騰落率ランキングは、ハイテク関連が引き続き上位になる勢いがある
- ただバリュエーション面でやや厳しくなっている中で、29日には米国で個人消費支出(PCE)価格指数の発表を控えていることもあり、日経平均は3万9500円程度を一回付けた後、終値は3万9300円近辺にとどまるのではないか
背景
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