仙台・風俗店あっせん事件、ホストクラブ店長を再逮捕へ 女性客に1000万円借金させデリヘルに紹介

ホストクラブの女性客に風俗店を紹介した職業安定法違反事件で、宮城県警は5日にも、別の女性客を風俗店に紹介した同法違反(有害業務の紹介)の疑いで、仙台市青葉区国分町2丁目のホストクラブ「ノーブル」店長の草苅亮二容疑者(36)=青葉区上杉5丁目=を再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、容疑者は女性客1人に飲食代などとして約1000万円を借金させた上で、県内のデリバリーヘルス(無店舗型性風俗店)に紹介した疑いが持たれている。

 容疑者は女性の恋愛感情を利用し、借金をさせた上で風俗店に紹介する手法を従業員と共有していたという。店舗ぐるみで犯行を繰り返していた可能性があるとして、県警が裏付け捜査を進めていた。

 容疑者は2月13日、ともに同店従業員の日下野史弥(27)=青葉区立町=、田代翼(25)=同=の両容疑者と共謀して昨年9月と10月、女性客2人を青葉区のデリヘル店に紹介した同法違反の疑いで逮捕されていた。

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