探査機の模型やロボット操縦体験で宇宙の魅力に触れよう 仙台で3月20日に東北大生がイベント

宇宙の魅力に講演会やワークショップを通して触れられるイベント「仙台コズミックフェスタ 杜から宙へ」が20日、仙台市青葉区のせんだいメディアテークで開かれる。宇宙開発や天文分野に関心を持つ東北大の学生有志が企画した。

 無人小型人工衛星の開発に取り組む「エレベーションスペース」(仙台市)の小林稜平最高経営責任者や東北大の研究者らが、宇宙ビジネスや「はやぶさプロジェクト」などをテーマに講演する。探査機はやぶさ2の実寸大模型を展示するほか、宇宙で働くロボットの操縦が体験できるワークショップもある。

 宇宙の魅力を多くの人に伝えようと、学生21人が昨年7月、イベント実行委員会を結成。参加企業との交渉やクラウドファンディングによる資金集めに取り組んできた。

 メンバーの理学部3年川田理栄仁(りえと)さん(21)は「ディープな企画が凝縮されている。宇宙にあまりなじみのない人にこそ足を運んでほしい」と話す。

 イベントは午前10時~午後9時。参加無料。

タイトルとURLをコピーしました