国内大手旅行43社の総取扱額、2024年1月は2019年比で3割減、パッケージツアーは半減

観光庁は、国内の主要旅行業43社・グループの2024年1月の旅行取扱状況(速報)を発表した。総取扱額は2019年比30.6%減の2236億6875万円で。減少率は2023年12月の22.7%減から悪化した。

国内旅行が同21.1%減の1406億3593万円。海外旅行は同45.0%減の725億3222万円で、12月の同45.8%減とほぼ変わらず。外国人旅行は同15.2%減の105億60万円で、11月の同6.3%減から悪化した。

旅行商品ブランド(募集型企画旅行/いわゆるパッケージツアー)の合計は、取扱額が同49.7%減の473億2023万円、取扱人数が同43.9%減の123万7625人。国内旅行は取扱額が同39.0%減の397億8064万円、取扱人数が同40.6%減の120万8713人、海外旅行が同74.0%減の74億2635万円、取扱人数が同82.9%減の2万3106人と引き続き大幅な減少が続いている。

観光庁:発表資料より

また、主要各社・グループの1月の総取扱額を2019年同月比でみると、トップ5はJTB7社が17.3%減の862億9818万円、日本旅行4社が22.4%減の231億3167万円、エイチ・アイ・エス(HIS)6社が37.1%減の196億860億円、阪急交通社2社が30.0%減の174億6139万円、KNT-CTホールディングス4社が48.8%減の171億725万円の順だった。

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