仙台・西公園の価値を官民で向上を 仙台商議所が市に要望

仙台商工会議所は、西公園(青葉区)の価値を高め、都心部や青葉山地区との回遊性を向上させる取り組みを官民連携で実施するよう仙台市に求めた。

 要望は(1)西公園再整備にパークPFI(民間資金活用による社会資本整備)制度を導入する(2)広瀬川を挟んだ青葉山地区の運営で観光地域づくり法人(DMO)を活用する-など4項目。

 2月29日、市役所を訪れた山本俊二副会頭(東北発電工業社長)は「西公園は青葉山地区と都心部をつなぐ拠点。民間事業者の知恵や資金を使って価値を高めてほしい」と述べた。要望書を受け取った高橋新悦副市長は「市民の意見を聞きながら、施設整備や事業を展開できる形にしたい」と語った。

 市は2024年度一般会計当初予算案に西公園再整備事業1億7200万円を計上。市民プール跡地の遊具の更新、民間から利活用策を募る市場調査を予定する。

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