どじょうすくいなど14演目を披露 仙台で24日「東北どじょっこ祭り」

どじょうすくい踊りなど14演目が披露される「東北どじょっこ祭り」が24日、仙台市青葉区の市福祉プラザで開かれる。新型コロナウイルス禍による中止を経て、5年ぶりの開催。関係者は「ユニークな踊りを楽しんで笑顔になってほしい」と来場を呼びかける。

 仙台、秋田県能代両市の団体から約60人が出演。どじょうすくい踊りのほか、和太鼓や銭太鼓、フラダンスなど14の演目を繰り広げる。

 目玉の一つは、宮城県富谷市の小学6年の兄、赤尾海晴(かいせい)君(12)と幼稚園年長の妹空音(そらね)ちゃん(6)のどじょうすくい踊りだ。2人は昨年7月、地元の公民館であった教室でどじょうすくい踊りを初体験。講師に「上手」と褒められ、その後も練習に参加するようになった。海晴さんは「腰を落とす姿勢はきついけど楽しい。祭りでは練習の成果を披露したい」と話す。

 2人を指導するのは、出演団体「どじょうすくい踊りを楽しむ会」(仙台市)の斎藤政昭代表(67)。約30年間活動を続け、所作や道具を守りながら個性も追求する。「踊る人も見る人も最高の思い出になってほしい」と願う。

 午後1時開演。入場無料。連絡先は斎藤さん090(4479)7915。

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