蔵王山噴火警戒レベル1から2へ引き上げる判定基準を改定 仙台管区気象台

仙台管区気象台は14日、宮城、山形両県にまたがる蔵王山(蔵王連峰)の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げる際の判定基準を一部改定し、午後2時に運用を始めた。最新の知見を踏まえた。

 レベル2に引き上げる基準のうち、火山性微動を地震活動から独立した項目に見直した上で、頻度を「多発あるいは連続的に発生」から「発生(微少なものを除く)」に変更。火口周辺を「想定火口域からおおむね1・2キロ以内」と定義するなどした。

 蔵王山での判定基準見直しは、2016年7月の噴火警戒レベル導入後初めて。現在はレベル1。

タイトルとURLをコピーしました