暴力団員に「用心棒代」渡した疑い、デリヘル経営の女性を書類送検 宮城県警

風俗店からの「用心棒代」授受事件を巡り、宮城県警が用心棒代の現金を渡した県暴力団排除条例違反の疑いで、県内の風俗店経営の女性(47)を書類送検したことが18日、捜査関係者への取材で分かった。15日付。

 送検容疑は昨年9月~1月25日、青葉区立町の路上などで、女性が経営するデリバリーヘルス(無店舗型性風俗店)の用心棒代として、同条例違反容疑で11日に再逮捕された指定暴力団系幹部の無職桜中正彦容疑者(57)=仙台市青葉区宮町4丁目=に複数回、現金計約35万円を渡した疑い。

 県警は今月13日、桜中容疑者が所属する郡山市中町の組事務所を家宅捜索し、関係書類などを押収。用心棒代の授受が複数回繰り返されたとみて、捜査を進めていた。

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