GReeeeN退所→改名の舞台裏 事務所に残留した〝盟友〟と商標登録

4人組ボーカルグループ「GReeeeN」が所属事務所を退所し、「GRe4N BOYZ(グリーンボーイズ)」(以下、GRe4N)に改名することが発表され、ファンを驚かせている。

グループのユーチューブチャンネルの19日配信動画で、事務所との契約期間満了による退所、新会社設立、グループの改名を報告した。

メンバーのSOHは今回の決断の経緯について「迷いや葛藤もありましたが、今まで以上に皆さんに音楽を届けていくため」と説明。naviはGRe4Nの由来を「これからも未完成であり続け、新人、ルーキーとして、この4人で出会ったころと変わらない少年のような気持ちで楽しく音楽をつくっていく」と話した。

独立の経緯については情報が錯そうしているが、4人のメンバーと、メンバーのHIDEの実兄で売れっ子プロデューサーのJIN氏との間で方向性の違いがあったという。音楽関係者の話。

「JIN氏は近年、GReeeeNだけでなく、他のアーティストのプロデュースにも力を入れています。かたやGReeeeNはコンスタントに楽曲を発表し、公演も開催していた。方向性に徐々に違いが出ていたようです。JIN氏はメンバーと一緒に退所せず、事務所に残留しましたので」

新しいグループ名はSNS上で賛否両論を呼んでいる。改名した理由は、登録商標の関係があるとされる。

商標「GReeeeN」は2016年9月に登録され、権利者は事務所だ。

「登録されたのが意外と遅く、『愛唄』(07年)のヒットの後です。権利者が事務所のため、独立にあたって『GReeeeN』を名乗ることはできなかったとされています」(前出関係者)

「愛唄」、「キセキ」(08年)、「遥か」(09年)などで支持されてきたグループは、新たなヒット曲を生み出せるか。

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