女優の黒木華が29日、3月末をもって所属事務所「パパドゥ」を退社することを発表した。4月から独立し、芸能活動を続けていく。 黒木はこの日、「この度、私黒木華は、2024年3月31日をもちましてパパドゥを退社し、独立いたします」と報告。デビューから約13年所属した同事務所へ「多くの経験と学びの場を与えてくださり、数々の素敵な作品に携わらせていただきましたこと、心から感謝しております。これからも変わらず日々精進して参ります」と思いをつづった。 同事務所は、黒木が円満退社であることを説明し、「黒木華はこれまでの活動と経験をもとに、更なるステップアップを目指し挑戦することを決意しました」とコメントを発表した。 黒木は、京都造形芸術大3年の2010年、NODA・MAP「ザ・キャラクター」で舞台デビュー。16年「リップヴァンウィンクルの花嫁」で映画単独初主演を飾った。以降、16年のTBS系主演ドラマ「重版出来!」や、19年TBS系主演ドラマ「凪のお暇」など数々の話題作に出演した。 14年には、山田洋次監督の映画「小さいおうち」でベルリン国際映画祭の銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞。19年に日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、21年に同最優秀助演女優賞に輝くなど、国内外でその高い演技力が評価されている。 ◆黒木コメント この度、私黒木華は、2024年3月31日をもちまして(株)パパドゥを退社し、独立いたしますことをご報告申し上げます。 京都の大学生だった私にデビューから約13年の間、多くの経験と学びの場を与えてくださり、数々の素敵な作品に携わらせていただきましたこと、心から感謝しております。 これからも変わらず日々精進して参りますので、今後とも応援していただけますと幸いです。 ◆事務所コメント 本日は、黒木華が弊社との専属契約を満了し、2024年3月31日をもちまして円満に退社する事になりましたので、ご報告をさせていただきます。 これまで温かい応援を賜りましたファンの皆さまや、素晴らしい作品に出会う機会、ご支援を頂きました仕事関係の方々、皆さまのご厚情とお力添えで、黒木華は俳優としての活動に邁進することができました。 この場を借りまして、厚く厚く御礼申し上げます。黒木華はこれまでの活動と経験をもとに、更なるステップアップを目指し挑戦することを決意しました。皆さまの変わらぬご声援と共に、更なるご指導とご鞭撻を頂けますよう、心よりお願い申し上げます。