少なくとも29回に渡ってかけて業務を妨害したとして、30歳の男が逮捕されました。同様のイタズラ電話はのべ600回に上るということです。
逮捕されたのは東京都の自称会社員・鈴木勇汰容疑者(30)で去年12月、1日に少なくとも29回に渡って、名古屋市天白区の名古屋東労働基準監督署に「あなたは芸人でいうとは虫類みたいな顔をしている」「あなたは女性と付き合ったことがありますか」などと必要のない電話をかけて職員の業務を妨害した疑いが持たれています。
警察によりますと、去年11月に名古屋東労働基準監督署から「毎日のように電話で複数の職員を指名して応対した職員の名前を呼んだり、業務に関係ない電話がくり返しあって困っている」と相談があり、着信履歴から鈴木容疑者を特定して逮捕に至ったということです。
鈴木容疑者は最近まで天白区内に住んでいて、調べに対し「日付けまで覚えていないし電話をかけたかもしれませんが、29回もかけていません」「それには虫類とか女性と付き合ったことありますかとか言ってません」と否認しています。
名古屋東労働基準監督署では去年8月から5カ月間で、のべ630回ほど同様の電話があったということで、警察が余罪を調べています。