開花遅れ 桜まつり期間を14日まで延長 宮城・大河原、柴田

先月29日に開幕した宮城県の大河原町と柴田町の両桜まつり実行委員会は2日、まつりの終了日を当初の11日から14日に延ばすと発表した。桜の開花が当初の見込みより遅れているため。

 両実行委によると、食品衛生法で仮設店舗での営業期間が連続15日を超えると十分な水道・排水設備の設置が必要となり、これを回避するため3、4の両日は屋台の営業を休止し日数を調整する。弁当や飲料の物販や観光案内、警備員の配置は継続し、大河原会場は駐車協力金を徴収しない。

 柴田町によると、船岡城址公園にあるソメイヨシノの標準木は2日の午後5時時点でまだつぼみの状態。一両日中に開花し、今週末にかけて満開を見込む。

 町商工観光課の天野敬課長は「2月までの天候で期日を決めたがここまで遅れるとは想定外だった。桜は必ず咲くので花と飲食を満喫してほしい」と話した。

 連絡先は、おおがわら桜まつり会場本部0224(52)6688、柴田町商工観光課0224(55)2123。

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