PSMCの宮城半導体工場、投資総額は9000億円 知事が会見で見通し 「日本に投資しやすい環境が整っている」

 村井嘉浩宮城県知事は7日の定例記者会見で、台湾の半導体受託生産大手の力晶積成電子製造(PSMC)が宮城県大衡村で建設する半導体工場について、投資総額が9000億円に及ぶとの見通しを明かした。

 これまでPSMC側は投資総額8000億円と示していた。村井知事は「為替が円安で、日本政府も進出を支援している。日本に投資しやすい環境が整っている」と指摘した。

 村井知事は2日、PSMCが台湾北西部の苗栗県に整備した新工場の開所式に参加。大衡村の新工場の工場長予定者らと意見交換したという。村井知事は「(大衡村で)1棟目が建ったら2棟目もスムーズに建てられるようにサポートしたい」と述べた。

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