【シドニー共同】オーストラリアのアルバニージー首相は10日、子どもがインスタグラムやTikTok(ティックトック)などの交流サイト(SNS)を利用することを禁止する法案を年内に提出すると発表した。利用を禁じる年齢は14歳未満を軸に調整するとみられる。年齢制限の動きは米国の一部州やフランスなど欧州の国で進んでいる。 SNSは友達や同級生とのやりとりに役立つ一方、集団いじめの温床になったり、暴力やポルノなどの有害コンテンツにさらされたりする弊害が指摘されてきた。 運営企業各社は利用可能年齢をガイドラインなどで定めているが、強制はしていなかった。