米Twitterは29日、広告ツイートを各ユーザーのタイムライン内に表示する「プロモツイート(Promoted Tweets)」を開始すると発表した。今後数週間内に、DELLやマイクロソフト(Xbox)などのパートナー企業、米国赤十字をはじめとした非営利団体によるプロモツイートが表示される予定。
プロモツイートは、各ユーザーのタイムラインの最初の部分に表示される。通常のツイート同様、1回だけ表示され、時間の経過とともに表示順序が下がっていく。広告であることが明示されるほか、1回クリックするだけで削除もできるという。
プロモツイートの利用を予定している企業は、ベストウェスタン、DELL、ゲータレード、グルーポン、HBO、ジェットブルー航空、リビングソーシャル、マイクロソフト XBox、Red Bull、Sephora、スターバックス、Summit Entertainment’s “50/50″、TNT、バージンアメリカなど。非営利団体であるCharity: water、Make-A-Wish Foundation、ルーム・トゥ・リード、米国赤十字、Water.orgなどのプロモツイートも表示される。
Twitterではこれまで、公式サイト内のバナー広告、おすすめアカウント内に広告主のアカウントを挿入する「Promoted Accounts」など、さまざまな広告手法の導入に取り組んでいる。プロモツイートも2010年4月から実験を開始していたが、今回の本格導入にあたって、「ユーザーの皆さんの反応を注意深く見守り、質の高いユーザー体験を提供していると確信が持てた際に、このサービスを広げたいと考えています」と公式ブログで表明している。