「Twitterの利用率が最も高いのは京都府」――ネットアンケートなどを行うモニタス(東京都港区)が5月8日、こんな調査結果を発表した。47都道府県を対象にSNSの使用率を調査したところ、地域ごとに利用傾向の違いが見られたという。
調査対象のSNSはTwitter、Facebook、Instagramで、全体の利用率はそれぞれ33.4%、33.6%、27.0%だった。Twitterの利用率が最も高いのは京都府(57.4%)で、北海道(44.2%)、東京都(42.4%)が続く。最も利用率が低いのは石川県で13.1%にとどまった。年代別で見ると、20代(59.5%)が多い。
Facebookの利用率は福島県(47.5%)が最多。鳥取県(46.5%)、佐賀県(45.5%)、宮崎県(42.6%)などでも人気で、地域別に見ると東北地方や九州での利用率が高いことが分かる。
Instagramは富山県(41.0%)が最も多く、愛知県(39.7%)、福島県(39.0%)、高知県(38.8%)などが上位に。年代別では、20代は48.6%で約半数が利用しているという結果だった。
モニタスによると、「高知県や愛知県は全体でも上位に入る傾向があり、石川県はどのSNSでも比較的利用率が低い傾向にある」など地域差が見られたという。
調査対象は、同社が展開するサービスのモニターである20~49歳の男女2830人。調査期間は4月13日~18日。インターネット調査を実施した。