VW以外も「多量の有害物質」=独当局調査で判明

【フランクフルト時事】ドイツ連邦自動車局は11日、フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れを受けて実施している国内外メーカーのディーゼル車を対象とした調査で、有害物質である窒素酸化物(NOx)の「多量排出」を複数車種で確認したと発表した。

ドイツのメディアによると、調査対象はVWのほか、トヨタ自動車やマツダ、独BMW、メルセデス・ベンツ、米フォード・モーター、韓国・現代自動車などの乗用車や小型商用車を含む計50車種超。ただ同局は、高水準の排出があった車種を明らかにしていない。
調査はまだ途中段階で、現時点の結果は初期的なデータに基づくものという。今後は各メーカーと協力して分析をさらに進め、最終結果をまとめる方針。

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