WHOが新型肺炎で会合 「緊急事態」宣言は判断を保留

世界保健機関(WHO、本部スイス・ジュネーブ)は22日、中国中部の湖北省武漢市で集団発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、専門家による緊急会合を開き、23日も協議を続けることを決めた。国際的対策の調整が緊急に必要な場合に出される「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」の宣言について、WHOのテドロス・アダノム事務局長は「非常に重要なものと考えており、すべての証拠を適切に考慮した場合にのみ出す用意がある」「もっと情報が必要だ」と語り、判断を保留した。(ロンドン=下司佳代子)

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