YouTube、「動画広告が入ると視聴しない」が2割

ジャストシステムは15日、「動画広告」に関するアンケート調査の結果を発表した。

セルフ型アンケートサービス「Fastask」を利用し、事前調査で「スマートフォンを利用している」と回答した10代~60代の男女1,000名に対 し調査を実施した。調査期間は1月5日~6日。「動画広告」とは、コンテンツの閲覧前、またはコンテンツ内に表示される動画形式の広告全般を指す。

この調査によると、もっとも認知が高い動画広告は「YouTubeで動画再生前に表示され、5秒待つとスキップ出来る動画広告」で、逆にもっとも低かったのは「YouTube以外で、スマートフォンアプリのコンテンツ視聴時に表示される動画広告」だった。

そこで、「YouTubeで動画再生前に表示され、5秒待つとスキップ出来る動画広告」を見たことのある人(761名)に、その際の行動(複数回答)に ついて聞くと、「動画広告を5秒でスキップしなかったことがある」人が43.4%、「最後まで動画広告を見たことがある」人が39.2%と、ともに約4割 となることが明らかとなった。

スキップしなかった人(419名)に「5秒間で動画をスキップしなかった理由」について聞くと「インパクトのある映像に引き込まれたから」がもっとも多 く46.8%で、「自分自身の趣味や趣向に合っていると感じたから」43.4%、「意外な演出に好奇心を刺激されたから」38.9%などを上回った。

一方で、「動画広告について、あなたのお考えにあてはまるもの」という質問で、「YouTubeの動画再生前広告のスキップはもはや恒例の作業になって いる」の項目で「あてはまる」「ややあてはまる」と回答した人は、57.8%と過半数を超えていた。「YouTubeで見たいコンテンツがあっても広告が 表示されると視聴を断念する」とした人も、23.4%存在した。

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